相談先一覧|仕事や心の不調で悩んだときの支援先まとめ

ひとりで抱え込まなくて大丈夫です

相談先は、ひとつではありません。

気持ちのこと。
仕事のこと。
生活のこと。
働き方のこと。

しんどさの出方は人それぞれですが、
相談先があるだけでも、少し楽になることがあります。

このページでは、相談先や支援機関を、できるだけ分かりやすく一覧でまとめました。
「どこに相談したらいいか分からない」
そんなときの、最初の入口として使っていただけたら嬉しいです。


障がい者手帳について、最初に少しだけ書かせてください

このページで紹介している相談先の中には、
利用にあたって障がい者手帳が必要な場合もあります。
そのため、最初に少しだけ、障がい者手帳について私の考えを書かせてください。

私自身、うつ病をきっかけに、少しずついろいろな相談先や支援機関とつながるようになりました。
ただ、当時の私は、「障がい」と聞くととても重たいイメージがあり、
自分がそこに当てはまるとは、まったく思っていませんでした。

障がい者手帳を取るかどうかも、かなり悩みました。

でも、支援機関の方や、実際に利用している方と接する中で、
社会にうまく馴染めないこと、
悩んで動けなくなること、
体調を崩してしまうことも、
福祉の支えが必要な状態として考えてよいのだと、少しずつ思えるようになりました。

私の場合は、うつ病による精神障害者保健福祉手帳を取得しました。
ただ、手帳を取ったからといって、何かが勝手に決まるわけではありません。

手帳を使うかどうかは、自分で決められます。
仕事を探すときも、障がい者枠で働くか、一般枠で働くかを、自分で選ぶことができます。

なので、もし「自分には関係ないかもしれない」と感じている方がいても、
あまり早い段階で切り離さず、
「こういう支援のあり方もあるんだな」くらいの気持ちで、読んでいただけたらと思います。


補足

障がい者手帳の申請や、精神科・心療内科などの受診を考えるとき、
不安を感じる方もいると思います。

たとえば、住宅ローンや民間の医療保険などのことが気になる方もいるかもしれません。
この点は人によって重く感じる部分だと思います。

ただ、個人的には、
いま働けない状態が続いていること、
日常生活や仕事に大きな支障が出ていることのほうが、
まず優先して向き合うべきことではないかと思っています。

このあたりは大事なテーマなので、
別の記事でも、あらためて丁寧に書けたらと思っています。


相談先一覧の見方

下に、主な相談先や支援機関をまとめています。
障がい者手帳がなくても相談しやすい窓口もありますし、
障がい者手帳や申請が関わる支援もあります。

それぞれの項目に、
「概要」
「障がい者手帳の要・不要の目安」
を、できるだけ分かりやすく添えています。

今の自分に合いそうなところから、
無理のない形で見てみてください。


医療費の負担軽減

自立支援医療(精神通院医療)

概要
精神科・心療内科などへの継続的な通院医療について、医療費の自己負担を軽くする制度です。
自己負担は原則1割で、所得に応じて月ごとの上限額があります。
申請窓口は市区町村です。

障がい者手帳の要・不要の目安
不要です。
障がい者手帳とは別の制度です。

※下記に補足説明(※1)があります。


相談先の一覧

一般相談

こころの健康相談統一ダイヤル

概要
気持ちがつらいときに、まず電話で話したいときの公的な相談窓口です。
番号は0570-064-556です。
相談できる曜日や時間は地域によって異なります。

障がい者手帳の要・不要の目安
不要です。


福祉

市区町村の福祉課(障害福祉の窓口)

概要
どこに相談したらよいか分からないときの最初の入口です。
障害福祉サービスの相談や利用計画について案内してもらいやすい窓口です。

障がい者手帳の要・不要の目安
不要です。


就労移行支援

概要
一般就労を目指して、就労に必要な知識や能力の向上のための訓練、求職活動の支援、就職後の定着に向けた支援などを受ける障害福祉サービスです。

障がい者手帳の要・不要の目安
福祉課へ要相談です。

※下記に補足説明(※3)があります。


就労継続支援(A型・B型)

概要
すぐに一般就労が難しいときに、体調や特性に合わせて働く機会や訓練の場につながる障害福祉サービスです。
A型は雇用契約あり、B型は雇用契約なしです。

障がい者手帳の要・不要の目安
福祉課へ要相談です。

※下記に補足説明(※3)があります。


仕事

障害者就業・生活支援センター

概要
仕事のことと生活のことをまとめて相談しやすい窓口です。
就業面と生活面を一体で支援します。

障がい者手帳の要・不要の目安
要確認です。


ハローワークの障がい者専門窓口

概要
障がいに配慮のある仕事探し、求人相談、応募相談をしたいときの窓口です。
一般求人の相談もできます。

障がい者手帳の要・不要の目安
不要です。


地域障害者職業センター

概要
就職準備、職場適応、復職などを専門的に相談したいときの機関です。
職業紹介そのものではなく、働くための整理や支援が中心です。

障がい者手帳の要・不要の目安
不要です。


都道府県の障害者就労相談窓口

概要
都道府県によって名称は異なるので、
「〇〇県 障害者 就労相談」
「〇〇県 障害者 就労支援」
で検索すると見つけやすいと思います。

障がい者手帳の要・不要の目安
要確認です。


若い人向け

地域若者サポートステーション

概要
15歳〜49歳で、働きたいけれど動けない、不安が強い、ブランクが長い、というときの相談先です。

障がい者手帳の要・不要の目安
不要です。


相談先一覧の補足

1自立支援医療(精神通院医療)は、障がい者手帳がなくても使える可能性がある制度です。
「通院は必要そうだけど、お金の負担が心配」という方にとって、知っておく意味の大きい制度だと思います。

2障がい者手帳の要・不要の目安は、大まかな目安です。実際の利用条件は、自治体や窓口、相談内容によって異なることがあります。障害福祉サービスの相談や利用計画は、市町村窓口が案内しています。

3就労移行支援や就労継続支援は、電話相談窓口というより、申請して利用する障害福祉サービスです。
「自分が対象かどうか分からない」ときは、まず市区町村の福祉課で確認する流れが分かりやすいです。
ただ、私の場合は、気になる就労移行支援事業所に先に相談し、そのあとで市区町村の福祉課に「この事業所を利用したい」と伝えました。
もし気になる就労移行支援事業所があるなら、まずそこに連絡してみるのもありだと思います。

※掲載している情報は、記事作成時点のものです。最新の情報は、各窓口・公式サイト等でご確認ください。


最後に

相談先は、ひとつに絞らなくて大丈夫です。
最初から「ここが正解」と決めなくても大丈夫です。

障がい者手帳が必要そうに見える言葉があると、
それだけで自分には関係ないように感じることもあると思います。

でも実際には、
障がい者手帳がなくても相談しやすい窓口もありますし、
まず相談してから使える支援を整理していく窓口もあります。

今の自分に合いそうなところから、
無理のない形で相談してみてください。

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